ミライのおもちゃ箱

プログラミング・VR・ドローンとか

院卒ニート31歳が転職活動して内定をもらうまで

2019年1月に会社をやめて、1年ちょっと。ついに転職することになりました(2020年5月から働きます)。

 

その間は職業訓練に通ったり、フリーランスとして仕事を受注したりしていましたが、基本的にはニートでした。家でゲーム。ひたすらCiv4、ポケモン剣、FF12、ARK…。

 

今回はそんな私が経験した転職活動をそのままお伝えして、個人的に重要だと思ったことを要所要所にまとめています。

 

スペック

年齢は31歳。大学院修了後は大手企業で数年、研究施設で数年働きました。途中、工場でバイトしたり、イベント企画をしたり、病院で介護したり、ブランクになっている箇所もあります。

 

今回の転職ではITの開発で、自社開発もしくはプライム案件を受注している会社を中心に応募しました。ちなみにIT業界での実務経験はありません。この方針は最初から固まっていたわけではなく、転職活動しながら考えました。

 

転職活動の中身

転職活動前半

転職活動は2020年1月からはじめました。

 

まずリクナビNEXTに登録して、ひたすらじぶんでも就職できそうな会社を検索しました。また、ダブルチェックとしてOpenWorkやカイシャの評判などで企業の評判を調べて、ブラックっぽい会社への応募は避けました。

 

はじめはSESにも応募していました。IT業界で独特な業態だと思いますが、自社開発はせず、社員を客先へ派遣する会社(登録者を派遣する派遣会社とは違い、直接雇用します)です。人材(誰でもいい)を派遣できれば稼げるので、未経験者を歓迎する会社が多いのが特徴です。

 

未経験でITとなるとSESが多く、ホントに多く…。未経験でSESで働く場合は数年の実務経験を経て再転職することが多いこともあり、もう一度転職活動するのがめんどうだと感じた私はSESへの応募は減らしました。

 

そうして6社ほど応募して3社と面接して、すべて初回の面接で落ちました。

 

要するにミスマッチということではありますが、転職活動を開始して不慣れだったこともあり、失礼な発言(年収や福利厚生ばかりにこだわった質問をしてしまう)をしてしまったり、服装がダメ(面接は対等な立場でと言われた会社にカジュアルな格好で行き、ドン引きされましたw)だったり、履歴書の記載が間違っていたり、凡ミスも多々ありました。

 

また、面接したうち2社では手書きの履歴書を渡しましたが、それでも落ちたので、手書きをやめました。以降はエクセルで入力した履歴書を提出しました。

 

失意の中、私の専門に近く、年収、福利厚生も非常によいIT企業(A社)をみつけ、応募しました。選考プロセスが非常に遅かった(A社には合計4回足を運びました…)ものの、とんとん拍子で話が進み、最終面接にこぎつけました…が落ちました(1月下旬から3月中旬までかかりました)。

 

そのときの私の戦略は『正直である』こと。質問に対して、耳ざわりのよいストーリーを用意するのではなく、正直に回答していました(前職がブラックでパワハラを受けていたことなど、ネガティブな内容もそのまま話していました)。また、これまで面接に進んでもうまくいかなかったこともあり、早い段階でこの1社にしぼっていました(正直なところ、めんどうだったからです)。

 

正直に話すこと、1社にしぼったことがアダとなりました。

 

面接官は耳ざわりのよいストーリー(理解できるかどうか)を重視しており、1社にしぼったことでかえって緊張してしまいました。さらに最終面接では、前職でパワハラを受けていた上司を知る役員がおり、その役員はその上司にいいイメージをもっていたため、プロジェクトの途中で抜けた私は非難されました。回答にもしどろもどろになってしまい、面接終了後は燃え尽きたような顔をしていたようです(採用担当の方に言われました)。

 

正直に告白すると、A社は最終面接で落ちて、ホッとしました。

 

入社してからも前職の上司を知った人間がいる環境は私にとっては地獄でした。また、志望理由をA社に合わせすぎてしまったことで、じぶんが本当にやりたいことは何かを見失ってしまい、ブレてしまっていました。面接で落ちたのは妥当だと感じました。そして、不採用通知を受けたあとすぐに、転職活動を再開しました。

 

転職活動前半をまとめると『非モテ・フルコミット』の敗北です。

 

転職活動後半

転職活動後半では『数』を重視しました。恋人探しや婚活、ネットナンパと同じです。『数こそパワー』です。

 

また、転職理由には一貫性をもたせるため、常に『ITがやりたかった』設定にしました。

 

私は『人生、成り行き by 立川談志』と思っているので一貫性のある人間に疑いをもちます。しかし面接官は逆でした。転職活動前半は、面接官に疑いをもたれることが多々ありました(怪訝な顔をしたり、直接心配を伝えられたり)が、わかりやすく『つくられた』ストーリーがそのまま受け入れられることに、カルチャーショックを受けました。

 

また、転職エージェントも活用することにしました。転職エージェントの存在は漫画(エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-)で知っていたのですが、前半は自力にこだわりすぎました(前職はコネで苦労したため、コネは避けました)。

 

転職エージェントは、リクルートエージェント、doda、パソナキャリアを利用しました。パソナキャリアについては担当から、初回紹介の10社以外、依頼しても追加で紹介してもらえず、書類選考でほとんど落ちたので役に立ちませんでした(紹介企業は内容的に一番希望を尊重してもらえたため残念です)。

 

また、ビズリーチも使いましたがペアーズみたいな月額課金が必要(初回登録の無料分のみで使いました)で、紹介内容もいまいちに感じました。同じ会社の違う担当者から、大量の連絡してくれメールが来ましたね…。

 

リクルートエージェントやdodaはひたすら求人を投げてくれるので楽でした。リクルートエージェントは担当がひとり、dodaは企業ごとに担当がついているかたちでしたが、最終的にそれぞれの転職エージェントで1社ずつ内定をいただきました。

 

また、転職エージェントを利用した利点として、面接での注意事項やポイントなどメールや電話で直接指導してもらえたことです。それまでは会社の情報を調べただけの状態で面接に臨んでいましたが、想定質問や企業が求める人材の勘どころをおさえることができ、非常に有意義でした。ただエージェントの担当者ごとに温度差があり、ほとんどなんの指示もなく、面接に行く場合もありました。

 

転職活動後半は3月中旬からはじめて、4月初旬に終了しました。前半で数か月がかかって落ちたのに、後半はひと月かからないうちに終わってビックリです。

前後半合わせて、応募した企業数は54社です。

内訳は以下の通りです。

  • 反応なし  :2社
  • 書類選考落ち:38社
  • 1次面接落ち:8社
  • 最終面接落ち:1社
  • 最終面接辞退:3社
  • 内定    :2社

 

企業の規模にはこだわらず、自社開発であること、プライム案件を受注していることのどちらかを条件に上流から下流まで関与できる会社を探しました。とはいえ、応募数を増やすためにはあまりこだわってもおれず、転職エージェントから求人が来る度に評判を確認して、目立った問題がなければ応募しました。

 

内定をいただいた2社はどちらも大企業のグループ会社(IT部門)で、単独の社員数は50名もしくは20名程度でした。

 

面接は場数を踏む度に慣れていき、ある会社の最終面接ではなぜか創業理由から逆面接したりしていました。今回の気づきとして、面接で緊張してしまう会社は結局のところ向いておらず(知識レベルが足りないか、文化が合っていない)、働く際も常に緊張した状態になると感じて辞退しました。やはりリラックスできる関係でこそ、いい仕事ができるはず…です。

 

おまけとして、「VRが好き」というだけの理由で、じぶんのキャリアと多少関係するVRを扱う仕事も応募していました。しかし、すべて書類選考で落ちました。現状、技術的な知識は皆無なので、記念受検ですね。内定先の企業でUnityがいじれるようなので、そこで頑張ります。

 

以上。ざっくりですが院卒ニート31歳の転職活動をまとめてみました。少しでも何かの役に立てば幸いです。