2019年(令和1年)度の秋期の基本情報技術者試験(FE)に合格しました。
問題との相性がよかったので「運がよかっただけ…」という気がしていますが苦笑
しかし、そもそも異分野(建築や介護など)の経験しかなく、IT企業での実務経験のない30代のおじさんでも合格できたので、その方法(実際にやったこと)を備忘録的に残しておこうと考えました。
試験勉強をはじめたのは6月中旬のため、10月20日の試験まで4か月ありました。しかし、途中で中だるみした期間も長く、実質2~3か月の勉強期間となりました。
ちなみに週末はすべてのやる気がなくなるタイプのクソ人間なので、ラストスパートを除けば平日のみ勉強しました。週末はCivilization IVをやったり、風雲児たちや裏モノJAPANを読みまくってましたね…。
勉強方法
勉強方法は
- 参考書を読む(通勤時間)
- 過去問(午前)をアプリで解く(通勤時間+休憩時間)
- 過去問(午後)は終盤のみ帰宅後の平日に解く(計10回分)
です。
通勤時間はだいたい往復2時間から2時間半です。勉強しはじめは行き帰りどちらも勉強していましたが、中盤以降はダレて、勉強時間が減ってしまいました><
おすすめの勉強方法は、まずざっと参考書に目を通して、そのあとひたすら過去問を解きまくることです。
おすすめの参考書
参考書は以下を利用しました。
きたみりゅうじさんの本が人気があり、わかりやすいようですが、実際に利用したニュースペックのものも、オールカラーで要点がまとまっていてよかったです。こちらを選んだ理由は、電子書籍があり、書籍代が安かったためでした笑
参考書は1度読むだけではなく、午前問題を1周するごとに何度も読み直しました。適度にアウトプットする中でインプットしていると、「あっ、これ書いてたんだ」とか、「読み飛ばしてたな~」とか気づけてよかったです。
ちなみにこちらの本の中にも対策問題と解答がありますが、めんどうだったのでやっていません…。実際に解いて勉強したのは過去問のみです。
おすすめの午前問題対策
午前問題はスマホアプリがたくさんあり、解答してすばやく正否の判定ができるため非常に便利でした。ぼくが実際に利用したのは以下のにしむら公房さんのものです。
午前問題でも多少計算が必要な(暗算で処理しきれない)問題はピックアップして、休憩時間にノートに計算を書いて解いていました。
午前問題は使っていたアプリに問題が掲載されていた過去13回分を解きました。1度解いたあとは間違えた問題についてのみ2度、3度と解いていき、理解を深めるように心がけました。
おすすめの午後問題対策
午後問題は過去10回分まで1度ずつ解いただけです。
明らかに勉強不足で冷や汗もの(正答率のばらつきが大きかった)だったため、午前問題の過去問をある程度解いたあとすぐに午後問題をやって何度も解いて理解することをおすすめします。
午後問題を解く際は、以下のサイトの解答を参考にして勉強しました。一部の問題で解答がないものもありましたが、答え合わせだけしてざっくり進めました。
選択問題を勉強する際は、あらかじめしぼらずすべて解答して、どの問題が得意か簡単か考えながら練習しました。プログラム言語は職業訓練でJavaの学習をしているところだったので、追加で何も勉強しませんでした。
Javaは以下の書籍を実際にコードを書きながら勉強しました。
また、訓練校のテキストで勉強していました。他に、課題プログラムを作成したり、簡単なテキストベースのゲームを作成した経験が受験時点でありました。
午後問題の選択
当日の試験で選択問題は
- データベース
- ソフトウェア設計
- プロジェクトマネジメント
- システム戦略
- ソフトウェア開発(Java)
を選択しました。
選択問題で何を選択するかは、当日ざっと問題に目を通して、楽そうなものを選ぶことにしていました。選ぶ際に多少時間はとられますが、山を張るより、全部勉強しておいて楽そうなものを解くほうがいいな…と考えました。
当日は必須の情報セキュリティの問題でテンパりましたが、 選択問題がすべて理解できたので、落ち着きを取り戻せました。
反省点
反省点はとにかく午後問題をはじめるのが遅かったことです。
午前問題はアプリで解いているだけで、すぐできるようになったので、午後問題も大丈夫だろうと油断してしまいました苦笑
手を動かさないと解けない午後問題はめんどうで、どんどん後回しになってしまいました。ラスト3週間のタイミングで大急ぎではじめ、その解けなさにとても焦りました。
基本情報を受験すると決めたら、なるべく早く参考書に目を通して、午前問題を解きまくり、午後問題に着手するのをおすすめします。過去に戻れるなら「さっさと午後問やれ」とじぶんを詰問するでしょう笑
以上、少しでも参考になれば幸いです。